お休みの日に
電車に乗ってお出かけするのが楽しみな太郎。
(とは言っても二駅ほどの近場です。)
前日からルンルンで荷物の準備。
替えのマスク、ハンカチ等々カバンに入れ
「一応電車で読む本持ってくか。」
となにやらゴソゴソ。
そして当日。
電車に乗ったとたん
「本でも読むかー。」
と開いたのが
論語と算盤(ろんごとそろばん)
・・・・?!
ごめん、そんな本持ってたっけ?!
と車内で動揺する母を横目に
「この言葉が好き。」
と教えてくれたのが
悪人を悪人として憎まず
できるものならその人を善に導いてやりたい
…勉強になります。
てっきりかいけつゾロリとか
小さいなぞなぞの本とか
持ってきてたと思ったのに
まさかの論語と算盤。
まさかの渋沢栄一。
いつも親の期待の斜め上行く太郎です。
そんな本を開いている太郎の横で
ぽけーっと窓の外見ている私は
ただのおマヌケさん間違い無し( ̄▽ ̄)
でもたった二駅ですからネ?
ぽけーっとするのも大事ですよネ!!
聞けばこの本、学校の先生がくれたそうです。
去年、3年生が終わる時に
たぶん業者から見本等々でいただく教材を
子どもたちに配ったらしくて。
そんな話、してくれてたのだろうけど
親的には本もらったくらいの認識だったので
「どんな本もらったのー?」
と聞くこともなければ
「こんな本もらったよー!」
と話されることもなく。
イラスト満載で全然読みやすいんだけど
私が4年生だったら
きっと手にすらとってないな。
いや、35年生きてきたけど
論語と算盤なんて本があること
初めて知ったな。
そしてこの本をきっかけに
渋沢栄一の言葉を調べることになるなんて
思いもしなかったな。
親の知らない世界を
いつも教えてくれる太郎です。