明日から学校やだなぁ発言〜大人も子どもも長期休み明けは憂鬱デス〜


明日からいよいよ学校です。

ランドセルの身支度をしながら

「学校ヤダなぁ。」

とぼそっと太郎。

そんな呟きにドキッとするワタシ。


え…

まさかの登校しぶり…?

このまま学校行かれなくなるパターン…?


なんてものが

頭をチラッとよぎる。


けれど

よく考えてみたら

自分も小学生の頃

夏休み最終日は

嫌で嫌でたまらなくて

「このままずぅっと夏休みが続けばいいのに。」

なんて思ったものだ。


必死でついていく授業も

誰かと比べられるような競争も

やりたくもないことをやらせることもない

家族や友達と楽しく過ごせるこの夏休みが

ずーっっっと続けばいいのにって

同じように思ってた。


すぐ

学校やだ=不登校

がチラつくけれど

行きたい人の方が少ないと思うし

人間誰だって楽な方に身を置いていたいと思う。

そんな願いが

ぼそっと言葉に出てしまっただけ。

心乱され、惑わされそうだけれど

きっとそんな深い意味はなく

ただ単純に

この楽しい夏休みがずっと続けばいいのにって

思ってるだけ。

だから

「そんなこと言ってないで忘れ物しないように支度しなさい。」

と、突き放したり

「みんな嫌だと思いながらも行ってるのに、あなただけ休んだらずるいじゃない。」

って余計なこと言ったりしないで

ただ、ただ

「わかるー。ママ小学生の時そうだったー。夏休みが終われば、早く冬休みにならないかなぁって思ったたし、冬休みが終われば早く春休みにならないかなぁって思ってたよ。」

って寄り添ってみた。


さらに付け加えて

「なんでも慣れたことが終わる時と初めてのことを始めるときってドキドキするよね。ママもそうだったもん。でもね、36年生きててわかったけど、だいたい3日もすると不思議なもんで慣れるんだよね〜。」


って遠回しに

嫌な気持ちは永遠に続かないはずだから安心してよアピールしてみたら


「僕は2日だなぁ。2日で慣れるな。」


ですって。


よかった!

やっぱり学校嫌だ発言のレベルは

まだ初期段階だった!!!


言えているだけまだいいのかなぁ。

きっと嫌な気持ちは本当だと思うけれど

ただ言ったみたいだけどいうか

誰しもが抱く小さな願望というか。


子育てしてると

子どもの発言に、振り回されること多々あるけど

大切なのは

その言葉の重みが

どのレベルあたりなのかということを

慎重に見極めること。

せっかく言葉に出してくれているのだから

刺激しないように

うまく探っていくこと。

そしてより良い方向に向かうことを

共に考えること。


今回は言いたいだけレベルだったけれど

もし本気なやつだったら

「ママはお仕事したなくちゃいけない、あなたは学校休みたい、どうしたらどっちの要望も叶えられるかなぁ。」

と話し合うつもりでした。


何が正解かなんてわからないけれど

お互いが弱音を吐ける環境を整えることが

親の役目だと思うのです。

無理を続けると必ずボロが出る。

それは大人も子どもも一緒。

だから

「ママ無理ー!」

と大人が白旗をあげる姿を見せれば

「あ。大人もそーゆー弱いとこあるんだ。」

と思って

子どももSOSを出しやすくなる。

(と、思ってる。)

だから私は

夫にも子どもにも

「ママ疲れたから洗い物やりたくない。」

とか

「今日は外に食べ行きたい。作りたくない。」

とかふつーに言っちゃう。


だってイライラしている自分は

自分だけでなく、周りも嫌だろうから。


イライラしている原因がわかれば

周りはその原因のせいでイライラしているんだ

って安心するし

なんならその原因を取り除いてあげようって

気にもなるし。

(うちの人たちは取り除いてくれようと努めてくれる)

お互い

甘え甘えられ

そんな関係でいいと思う。

そうやってお互いカバーしながら

生活していいと思う。

それが家族じゃないのかなぁ。


太郎の明日の帰宅の様子を要チェックし

学校楽しかったのか

やっぱりいきたくないのか

判断して

今後の対応を決めていこうと思う母なのでした。