目から学習するタイプと耳から学習するタイプ〜本を読まない子〜

 

目(文字)から学習しやすい子と

耳から学習しやすい子がいる。

私の場合は後者だ。

なのでテキストを見ながらの自主学習は苦手である。

太郎も同じく後者である。

耳から学習するため

学校の授業はとても楽しいらしい。

 

前者の場合、

本を読むのは割と好きな人が多い。

後者の場合、

文字が頭に入ってこないため

あまり得意ではない。

 

書けない漢字があったとする。

後者の子に

「辞書で調べてごらん。」

と言ったところで定着しない。

 

うちの子が全くそのタイプで

例えば

娘「ゲザンってどう書くの?」

私「山の下の方へ行くって意味だね。」

娘「山の下?上下の下と富士山の山かな…。」

みたいな感じで頭に思い浮かべ覚える。

前までは調べることが大切と思っていたけれど

他の言葉も視界に入ってきて

結局何の言葉を調べていたかわからなくなったり

惑わされるらしい。

 

口頭であれば

我が子がピーン!とくる言い回しで

伝えることができるため

頭にイメージしやすく

スマートに覚えられるとか。

 

つまりオーダーメイドってことか。

 

それって

我が子のこと十分理解した私にしかできないわけで。

ピーン!ときた(わかったときの)顔がみれるのも

醍醐味です。

 

勉強が教える→教わるの一方的ではなくて

「勉強を通してやりとりを楽しむ」

そんな感じで最近は

家庭学習に取り組んでいる太郎です。

 

私はあれしろこれしろとは言いません。

朝の30分くらい朝学習に設け、

自分で科目を設定。

昨日は2学年下の2年生の問題やってました。

ちょっと難しいドリルで

そのときはわからない問題ばかりで

発狂してたけど(笑)

今になったらスラスラ解ける。

丸付けの時

「2年生の時わかんなくて怒ってたのに、スラスラ解いててすごいねー!大切なのは、そのときわかることじゃなくて、いつか理解できることだね。」

って言ったら

嬉しそうにしてました。

 

そういう成功体験が大切ですよね。

自分の実力が発揮できるくらい簡単な問題の方が

学習が続くというのを聞いたことがあります。

 

本当にそうだな、と。

 

本もほとんど読まない我が子で

本棚には

名探偵コナン(漫画)

コロコロコミック

かいけつゾロリ

しかありません。

親として大切なのは

「これ読みなさい。」

ではなく

我が子が夢中になっているものを

親も読んで

楽しさを共有することかなと。

パパとはコロコロの話でいつも大盛り上がり。

私とはコナンの話で熱いトーク

繰り広げております。

 

おしつけではなく

「あなたに関心をもっているよ。あなたのことが好きだよ。」

という態度が大事かなと。

 

学習面も大事ですが

それと同じくらいコミュニケーション能力も

大事ですよね。