生まれてきて
一度も傷つかない人はいない。
他人のふとした言葉で
人は簡単に傷つく。
同じような感覚で、
自分のひょんな言葉で
他人を傷つけてしまうこともある。
私は帝王切開で出産した。
妊婦の友達にそのことを伝えたら
「帝王切開とか絶対イヤなんだけどー！」
と言われ
それはそれはその時相当傷ついた。
26歳で出産。
職場の人に
「35歳までには産んでおきたいんですよね。」
なーんて、なんとなく言ったけど
その人は35歳を超えていたし
かつ独身だった。
何気ない言葉だったし
私自身の単純な気持ちだったけれど
その人がどう捉えたかはわからない。
傷つけていたかもしれない。
どんなに相手を傷つけないように、
と思っていても
受け取る側によって
いかようにも変化するのが言葉である。
傷つけないことはできないけど
傷つかないことはできる。
あなたはそういう考えなのね。
と相手と自分の相違を認めること。
相手の言葉に左右されず、受け流すこと。
そうすると
「私って〇〇なんだ…。」
とネガティブにならない。
渦中にいると
なかなか難しいけれど
考えが全く同じ人
感覚が全く同じ人なんて
いないのだから
自分で自分を守るために
相手を否定せず
自分の気持ちも否定しないことを
心得ていれば
傷は浅く済む、気がする。
