昔住んでたおんぼろ屋敷〜電気のスイッチがありませんでした〜


結婚当初から5年間ほど住んでいたおうちはおんぼろ屋敷でした。


なぜって…

柱はヒビ入っているし

(あれはきっと大黒柱)

電気の手元スイッチはないし

(毎回リモコンでも不自由なかったけどね)

お風呂はお湯と水で割るし

(設定温度がついている給湯器とか憧れでした)

夏は室内39度だし

(きっと断熱材ゼロ。近所のスーパーに避難)

冬は家の中なのに白い息でるし

(同じく断熱材以下略…9度とかだったな…)

結露でカーテンカビだらけだし

(毎回ふいてたよねっ!!!)

畳の上にフローリング敷いたのかふかふかしてたし

(そのリフォームは意味あったのかな)

お隣さんの声、ダダ漏れだし

(つまりはうちの声もダダ漏れなわけで)


風が強い日はガタガタうるさくて眠れないし

雨の日も同じくうるさいし

下の階からはベース音聞こえるし


ホント台風で毎回やられるんじゃないかって思ってました。


それでも駅から徒歩で8分。

そして2LDKで駐車場代含め7万円だったから

5年間も住んだけど…よく耐えていたなと思います。

「台風で毎回ヒヤヒヤする家なんてないよね!」

ってパパに言ったら

「三匹の子ブタくらいだろうね。」

って真顔で言うから吹き出したよね。


そんなおんぼろ屋敷に住んでいたからこそ

絶対いい家に住もう!!っていうハングリー精神が育まれて

頭金めっちゃ貯めて

戸建てを買うことができたんだと思う。


ホント藁のお家からレンガのお家になれたのは

あのお家があったから。