おばあちゃんの炊飯器

おばあちゃんが使っていた炊飯器。

形見分けで私がもらうことになりました。

 

冷凍ごはん派だった我が家にとって

炊き立てのごはんは週末の楽しみでしたが

譲り受けたものは3合炊きの小さいもので

とても扱いやすく

あっという間に

我が家の一軍となり

炊き立てのごはんを食べる日が増えました。

おばあちゃん様々です。

 

その他に

スプーンや箸、タオルなど

いろいろなものをもらいました。

私は使うたびに

おばあちゃんが使っていた姿が思い浮かぶのです。

 

お米を洗っていた背中

足を組んで食べていたヨーグルト

菜箸で転がしていた里芋の煮っ転がし

 

おばあちゃんはいないけど

おばあちゃんには会えないけれど

使っていた道具が生き続ける限り

おばあちゃんの姿が蘇ってくるのです。

まるで今でもあの場所にいるように。

 

 

そして

おばあちゃんの代わりに

わたしは食べています。

それはつまり

おばあちゃんと一緒に

今を生きていることにつながります。

 

お金はただのお金。

でも、その人が使っていた物には

心がこもってる。

思い出がこもってる。

 

形見分けで貰えてよかったなぁ

としみじみ。