怖い、と思って辞めることも1つの選択肢。その判断は大切。という育て方。

太郎が歩き始めたのは1歳9カ月でした。


つたい歩きはしていたものの


壁がなくなればハイハイにシフトチェンジ。

同じクラスのお友達が

みーんな歩けるようになっても

ハイハイでついていく感じでした。


月日も過ぎ


4歳の視聴覚検査で小児弱視が発覚。

乱視がひどく、

1つのものが4つに見えているとのこと。

なるほど、小さい頃歩かなかったのは

弱視のせいで足元が不安定に見え

怖かったのですね。


1歳児当時、

周りの子に比べて

少し遅いなーとは思っていましたが

ハイハイの姿を見る限り

足腰に異常がある感じではないし

本人にその気がないのに

歩かせる練習をさせてもなぁと思い

その日が来るのを

ただただ待っていた私の選択は

間違っていなかったようです。


そして、慎重派の性格も

追い打ちをかけていたことが発覚。

未だに、大丈夫、と思えないと

取り組みません。


みかんを食べるのに2年かかりました。

頭から水がかかるのが怖くて、

小学生になるまで、寝て洗っていました。

自転車はまだ怖くて乗りません。

寝る時のオムツは小学一年生の夏までしてました。

ある日突然、「もう大丈夫。」と言って

パンツで寝るようになってから

一度も失敗はありません。

なんなら夜中、一人でトイレに起きられます。


「怖い、と思って辞めることも1つの選択肢。その判断は大切。」


と、言って育てている私もいるので

無理して挑戦することはありません。


周りから見れば

超絶慎重派かもしれません。

でも、いいんです。

太郎に負担がないのであれば。


これからも太郎のペースに合わせて

一緒に歩んでいきます。