英語とトイレと面接と

子育て中にある

◯◯できた記念日は親子ともども嬉しくなるもの。

初めてママ!と呼ばれた日。

初めてひらがなが書けた日。

初めて逆上がりができた日。

そんな初めて記念日が溢れている子育て期間。

うちにもありました。

初めて英語が書けた日。

「ママ〜英語書けるよ〜」

と太郎が言ってきたのは年中さんのとき。

幼稚園でひらがなが始まり

日本語と英語の区別がなんとなくつき始めたところ。

鏡文字のCかな?形の崩れたAかな?

そんな

ドキドキとも

ワクワクとも

言い表せない母親の胸中をよそに

太郎が紙に書いたのは

ABCではなく

てぃーおーてぃーおー

それはまさかの

TOTOでした。

毎日トイレに入るたび

これは平仮名でもないカタカナでもない

もしかしたら新境地の英語かもしれない!!

と便座に座りながら

ノーガードの姿勢で

考えていたに違いない。

ここまできたらTOTOに就職希望だして

面接で発表さえして欲しいと

心底願う母なのでした。

「私が初めて書けた英語はTOTOです!!」

私が人材採用者だったら合格にすること間違いなし!