便利なはずなのに生きにくい世の中

 

ネットで注文すれば

いつでもどこでも手に入れられる世の中になりました。

けれどもその反面

運送会社の人には働くのが大変な世の中になりました。

京都の路上で発見された指の一部は

運送会社に勤務する60代男性のものだということがわかったそうです。

スライドドアに挟まれ、

指が切断されてもなお

医療機関を受診せず、配達を続けなければならなかった状況。。。

どう考えたっておかしいです。

 

24時間営業のコンビニ。

夜中まで空いていて助かる人もいますが

常に深夜帯の求人広告を出している店舗もあります。

そこまでしてお店を開けねばならない世の中とは

一体なんなんでしょうか。

 

まだ寒さも残る3月初旬、

 

駅前で乳児をおんぶして

チラシ配りをしているお母さんがいました。

おぶわれている子は鼻水を垂らし

裸足の状態。

必要なかったけどチラシもらいました。

なんなら首に巻いてたマフラー

その子にかけてあげたかったくらい。

 

 

駅のトイレに

 

「家庭ゴミを捨てないでください。」

 

と、貼り紙が貼ってありました。

 

家庭ゴミ?

 

そんなん捨てる人いるの?

 

って思っていたら

 

フツーに三角コーナーに

 

コンビニのおにぎりのラップと

 

ファミチキの紙袋と

 

紙パックのコーヒーが捨ててありました。

 

何が衝撃的って

 

そこで食べてる人がいるってこと。

 

トイレで食事をしなければならない状況って

 

一体どんな状況なんでしょう。

 

正社員が少なく

パートや派遣が増えているのは

残業も

縛りもなく

人間らしい暮らしができるから。

経済面で裕福でなくても

心穏やかにくらしたい。

その現れだと思ってしまいます。

 

便利なはずなのに

良くなっているはずなのに

どこか生きにくい世の中へ進んでいる日本。

本当に先進国と言えるのか

疑わしいです。