習い事が習わせごとになっていませんか?

 

うちの子は小学4年生。

習い事は一切していません。

なぜなら本人にやりたいものがないから。

最後にやっていたのは

年長さんの半年間。

体操指導教室的なところに通ってましたが

楽しさが見出せず退会しました。

 

サッカー、野球はめっちゃ好きで

遊びからずいぶん上達し

少年野球の子達から

スカウトされるくらいになりました。

それでも

「勝ち負けは嫌。楽しみたい。」

「やりたいときにやりたい。」

という理由で習い事には発展しておりません。

サッカーも

もともと習っていたパパと

遊びの中で技術を習得し

体育の授業で先生に褒められるほどに上達。

これもパパがコーチと化することなく

楽しみながら教えてくれたことが

上達の鍵になっているんだと思います。

 

何かの本に書いてありました。

スポーツはレクリエーションである

スポーツを楽しむために勝ち負けがあり

勝ち負けのためにスポーツがあるのではない

手段が目的になってはいけない

と。

ホントそれで

太郎がこんなにも上達した裏側には

楽しさがあったからだと思っています。

 

グローバルな社会だから英語教育を。

という風習ですが

私は英語よりも

日本語で十分コミュニケーションや

ディスカッションができる力をつけることが

まず最善では?

と、思います。

人前で堂々と

自分の意見や気持ちを

相手にわかりやすい言葉で伝えることができ

さらに相手の言葉や気持ちにも

耳を傾けてわかろうとする。

その基盤+英語がわかるようになりたいという

本人の意欲が備わったときが

習うポイントだと思います。

いくら親が

「英語が話せる子にさせたい!」

と思ったところで

子どもも同じ温度さでなければ

上達はしないと思いますよ。

そこはまず

「英語が話せるようになりたいとおもう?」

と、子どもに聞いてみてください。

きっと

「ママとたくさんおしゃべりしたい。」

というと思いますよ。

 

お金と時間をかける前に

お子さんと心を通わせてくださいね。

将来

「いい子の俺にあぐらをかくな」

と言われないように。

習わせごとはほどほどに、と考える太郎母です。