5年目の快挙

 

学童に通所して5年。

やっと!

今年!!

初めて!!!

プールに入ることができました!!!

 

プールと言ってもビニールプール。

お庭に設置できるような小さなやつです。

それでも顔に水がかかるのが怖くて

毎年拒みに拒み

(みんなが入っている時はお部屋で読書)

水鉄砲やらの水遊びすらしなかったのです。

 

昨日も

「プールバックいらないの?」

と聞いても

「入らないから必要ない!」

の断固拒否だったのに

いざ迎えに行ってみたら

満面の笑みで

「プール入った♡」

との報告が。

水着もないのにどうやって?

と思っていたら

スタッフの方から

「浅いので洋服でもOKなんです。」

「ラップタオルも貸し出しました。」

とのお返事が。

 

一年生の頃から

プールを拒んでいたことを知っていたスタッフは

やっと入ろうと心動いた太郎の気持ちを最優先に

施設側で支度が不十分な部分をカバーしてくれたのです。

 

そして毎年拒んでいるうちの子を知っていたので

プール設置の準備から参加させ

プールというものを身近に感じさせるところからスタートするなど

スモールステップを踏んでくれたようで。

(どんなものかわかると安心するタイプ)

 

ま さ に 神 対 応 !

 

点と点がつながった瞬間と言いましょうか

継続的な保育の典型的な例と言いましょうか

我が子の特性をよく知っており

その時を逃さず声をかけ、手を差し伸べてくれ…

ありがたい話です。

 

太郎に話を聞いたところ

「〇〇ちゃんに入ろって言われたんだ!」

と。

いつも一緒に本を読んでいた子が退所してしまったこと

仲の良い友達に声をかけてもらえたこと

も、大きなきっかけとなったようです。

 

5年何も感じていなかったわけではないと思うのです。

プールで遊ぶ声を聞き

プールではしゃぐお友達を見て

どんな風に身支度をするのかな

プールから出たらどうするのかな

観察し、

シュミレーションを繰り返していたことと予想します。

 

いや〜子どもは子どもの中で育ちますね。

このままプールデビューできずに卒業かと思っていましたが

よかったよかった(´ω`)

 

スロースターターかつスモールステップの太郎ですが

それを受け入れてくださるスタッフの方々に

感謝感謝です。

 

 

今日はルンルンで

プールバックを準備していた太郎。

「楽しかった!」の声が聞けるといいな(//∇//)