テレビを見ていたら
「うちの子は夏休みの宿題をギリギリまで終わらせない、と答えた保護者の人の割合は何%？」
みたいな問題がクイズになっていました。
ブログでも我が子の夏休みの宿題について
投稿されているもの、よく見ます。
そのたんびに私が抱いている違和感があります。
子どもの夏休みの宿題なのに
あたかも自分(保護者)に当てられた課題のように感じているな、と。
「夏休みの宿題はドリルと日記と…えー！読書感想文もあるの？！」
と嘆いているのが子どもならわかるのですが
なぜか親の方なんですよね。
そーゆーときの当の子ども、
意外となんとも思ってないことの方が多いです。
だってテキトーに終わらせようって思ってるから。
けどこれが、大人だとそうはいかない。
先生に評価される作品に仕上げなければ
とか
計画的に終わらせなければ
とか。
子どもの課題なのにね。
母親同士の会話とか聞いてると
「夏休みの宿題なんだったー？」
「まだ手つけてないのよ、うちの子！」
「うちもうちも！！」
みたいなの多くないですか？
スーパーとかでそんな会話が耳に入ってくるたびに
「あの人たちの宿題なのか？」
とか思うわけです。
これが子ども同士の会話で
「宿題終わったー？」
「あとちょっとー。」
とかならわかります。
だって当人ですから。
これがね、
当人ではなく親なんですよ、
不思議なことに。
興味あるんですねー、子どもの宿題に。
そういえば学校の懇談会に参加したときも違和感感じました。
同じクラスのお母さん方が集まって輪になり座り
先生から自己紹介するようにいわれたのですが
そこで
「お子さんの名前と、お子さんが今夢中になってること教えてください。」
って言われたんですねー。
しかも私、先生の隣に座ってたのでトップバッター。
焦りましたよね。
子どもの名前と自分の趣味なら言えました。
でも子どもが夢中になってるものなんて
親の視点から見たらそう見えるものと
子ども自身が夢中になってるものなんて
違うと思ったからうまく答えられなくて。
他のお母さん方、すらすら答えられててびっくりしました。
すごいなーって。
申し訳ないけど
私は私の人生を歩んでいるし
娘は娘の人生を歩んでいますので
そんなに娘に対して一生懸命になれませんし
夢中にもなれません。
彼女がいいと思ったことを
彼女のペースでやればいいし
いちいちやるやらないを
親に言うことないと思っています。
娘は娘。
私は私。
人から見たらドライな親に見えるかもしれませんが
うちの子は
こんなドライな親でもなんとも思ってなさそうです。
なんせ他を知りませんから。
彼女には彼女の人生を
私には私の人生を
楽しみたいと思います。
これまでも
これからも。
