学童のキャンプで一皮剥けた我が子〜ついていく側から引っ張っていく側へ〜


今日から太郎は

学童主催の二泊三日のキャンプに出かけました。

コロナ禍で開催は実に3年ぶり。

3年前は一年生で

二泊三日、泣き通しで過ごし

常にスタッフや高学年が側にいてくれたり

おんぶをしてくれたりして過ごしたとか。

迎えに行ったときには

そりゃあそりゃあもう腫れた目でした。


そんな涙なみだのキャンプから3年。

総勢90名で行くキャンプは

班での行動が基本です。

昨日班員が発表され

自分がその班で一番年齢が高いことが判明。


「僕が一番上だった。」


おや?

これは一年の頃のように

頼れない、甘えられないという弱音かな?

と思っていたのですが

嬉しそうに


「プレッシャーだなぁ〜!」


と言ったのです。


班員が発表されるまでは

誰かに頼ろうという気持ちが

少しはあったかもしれません。

しかし蓋を開けてみたら

なんと自分が一番上。

しかもキャンプ経験者も自分だけ。


これは泣き言を言っている暇はないぞ

しっかりと低学年を支えねば。


という気持ちに

否応なしにシフトチェンジせざるを得ない状況。

突然に訪れたハプニングに

気持ちを整理する間もなく

けれど、思っていたよりもすんなりと

現実を受け入れられた太郎なのでした。


あんなにピーピーないていた子の口から

まさかこんな言葉が出るとは。


びっくりなのは、一年生の時

あんなに泣き通して二泊三日過ごしていた子に

大役を任せてくれる学童のスタッフの心意気。

それはきっと

一年生のキャンプの姿だけではなく

この3年間の太郎の成長を見てくれていたから。

「あの子なら大丈夫。任せられる。」

と思ってくれたから。


なんともありがたい話です。



一人っ子だから

ついつい大事に大事にしてしまうし

いつまでもバブ扱いしてしまうけれど

親の知らないところで

立派に育っているんですね。


「キャンプの目標は、元気にいってきます!をして、元気にただいま!を、すること!」


3年前の自分を、

それはそれとして受け入れながら

3年分成長した自分があるからこそ

自らこんな目標を掲げることができるのですね。


ある意味、3年間空いてよかったのかな(笑)


金曜日、

元気にただいま!と言ってくれる太郎を

心待ちにしていたいと思います。