思いやりに代わる言葉を探して〜互助の世界〜

 

ずっと「思いやり」という言葉が

引っ掛かっていた私。

どこがどのように引っ掛かっているか

上手く説明できなかったんだけど

「思いやり」

って言葉を聞くたびに

「うーん」

ってなってたんです。

 

なってたんですが

答えが出ました。

 

「思いやり」

というのはつまり

「相手を思いやる心を持つこと」

この「~してやる」というのに引っ掛かっていたのだということを。

思いやりだと一方的なんですね。

片っぽが思いやりを持っていたとしても

相手も思いやりの気持ちがなければ

優しい社会にはなりません。

ということで思いついたのが

「思い合う」

つまり互助の考え方ですね。

思いやりの心を持つのでは足りなくて

互いが互いを「思いあう」心が大切なのでは

ということです。

でも、なんとなくしっくりこない。

そこで出てきたのが

「心を寄せる」

という言葉。

相手の気持ちに心を寄せる

自分の気持ちに心を寄せる

互いに心を寄せ合えば

何にも恐れることはない。

 

友達讃歌という歌をご存知ですか?

 

せかいのともだちあつまれば 

なんにもおそれることはない

ゆくてはアフリカポリネシア

みどりのもり〜♪

 

そうなんです。

みんなが一つになれば

怖いことなんて何もないんです。

互いに譲り合って

互いに励まし合って

互いに助け合う

そんな優しい社会になるといいな。