グルメな太郎〜ふりかけよりも塩〜

 

 

「その味噌、美味しいよね。」

夕飯の支度をしていたら

太郎が台所に入ってきて言ってきた。

 

その味噌とは

いつもと違うちょっとお高めの味噌のこと。

私的には味の違いなんてわかんなかったのだけど

「優しい味がして好き♡」

とのこと。

前に出汁も変えたときに

すぐに気がついた太郎。

舌、敏感すぎ。

 

ふりかけとかももっぱらダメで

とにかく塩むすびが好き。

最近やっとツナマヨおにぎりとか

コンビニで食べるようになったけど

基本温かいもの希望。

(頑固親父?)

 

かつやに行った時も

夫婦二人カツ丼(梅)なのに

太郎は特カツ重。誰よりもお高め。

みかんは糖度12度以上を希望。

すっぱいと食べません。

むしろみかん=すっぱいモノ

という認識があったらしく

食べられるようになったのここ数年です。

 

お腹空いてたらなんでも食べたい私と違い

同じお腹に入れるなら

美味しいものがいい太郎なのです。

だから美味しくないものしかない時は空腹を希望。

 

私だったら耐えられない。。。

 

太郎の舌になれるご飯を作れるようになるまで

だいぶ時間がかかりました。

(まだまだですけど)

 

ミシュランとかで働けばいい。

才能は義務、ですよね。

提供された料理が美味しくなかったことを三文字で表現する妙技

 

結婚して11年。

料理を人に作り始めて11年。

レパートリーも増え

食材を無駄にすることもなくなりました。

 

とは言っても

冒険しないタイプなので

作る料理のテーンプレートは決まっています。

そして

初めて作る料理はうまくいかないことが大抵です。

先日、鱈のバター醤油焼きを作りました。

給食で出たメニューを真似てみました。

 

太郎、一口食べるなり無言。

私が一口食べるなり

太郎にすかさず「どう?」と聞かれました。

私「・・・しょっぱいね。」

太郎「・・・・ね。」

 

すごくない?!

口に合わないこと、おいしくないことを

「どう?」「ね。」の三文字だけで

表現するんだよ!!!!

相手を傷つけないように

余計なこと一切言わずして

ここまで伝えられることある?!

 

誘導尋問ってやつですかね…

こやつ、刑事に向いてるな…(;゚Д゚)

 

メチャクチャしょっぱかったです。

塩、振り過ぎたかな。

醤油、多かったかな。

 

一度心が折れる

立ち直るまでに時間を要するので

次回鱈のバター醤油焼きに挑戦するのは

数年後かと。

以前にもブリの照り焼きがしょっぱくなり

同じくお蔵入りになりました。

 

 

太郎から

人を傷つけないマナー講座を受けた夜でした(笑)

好きな人に会えないってつらい〜10年経っても好きな人〜

 

旦那さんとは

結婚してもうすぐ11年になりますが

出会った当初と気持ち変わらず

大好きです。

だからこそ

会えない日が続くと

やっぱりつらいです。

プチ単身赴任なので

先週の火曜日から会えてません。

帰ってくるのは今週の火曜日。

 

早く会いたいな。

 

一人で家事育児をやるのがつらいとか

そういうんじゃなくて

ただそばにいて欲しい

話し相手になってほしい

おやすみ、おはようって言いたい。

ただそれだけ。

 

何年経っても

変わらずこんな気持ちを持ち続けられるのはきっと

旦那さんが大事にしてくれるからだよね。

私は大事にしてあげれてるといいのだけど。

 

恋人のときもあれば

親友の時もあり

時々戦友。

 

なんでも話せる唯一の人。

 

早く火曜日にならないかな。

 

親子でサウンドオブミュージック鑑賞

 

昨日はインフルエンザの予防接種でした。

太郎の頭の中は注射でいっぱい。

気もそぞらで

何事にも集中できないようでした。

せっかくのお休みですが

出かけたところで楽しめないし

ヤル気が持てないのならば

無理せず何もしないほうがいい。

 

よし、映画祭りだ!

ということでDVD大会開催。

 

以前購入したサウンドオブミュージックを鑑賞。

私が初めて観たのは太郎と同じ4年生くらいの時。

この年齢になって初めて理解できた部分、

たくさんありました。

そしてたくさん泣きました。

あんなに長い作品、ノンストップで見る太郎。

私の方が耐えかねて、途中でコンビニ行っちゃいましたよ。

 

すごい集中力。。。

 

外国の作品、好きみたいです。

ホームアローンとか

バックトゥーザフューチャーとか。

そういえばフルハウスとかも好きですね。

アルフとかも見せたらハマるかな。

 

どんな形であれ

親子で同じ作品を観るって

いいですね(^^)

 

夕方、注射に行き

お医者さんに

「痛くしないでください。」

と必死に伝え

お医者さんからも

「赤ちゃん用の針だから痛くないよ。」

と励まされ

なんとか終了できた予防接種。

泣かずに打てたのは初めてかもしれません。

(1回目は大号泣でした。4年生だけど)

 

今日は今日とて天気の子鑑賞。

母はパパがいなくて退屈です。

(単身赴任5日目)

15日に帰ってくる予定なのですが、長い…。

 

 

4年生のポイント生活〜お小遣い稼ぎます〜

 

太郎が一年生の頃

お手伝いに興味を持って欲しくて

・洗濯物を畳んだら10円

・綺麗に畳んでかつハンガーや洗濯バサミの片付けまで行ったら100円

って提案したら

労力と賃金が釣り合ってないと判断したらしく

「パパになんでも買ってもらうからやらない。」

と拒否。

 

数ヶ月後

学校から帰ってくるなり

「〇〇くんはテストで100点とると好きなもの買ってもらえるんだって。ぼくも100点取ったら100円ほしい。」

と言い出した。

〇〇くんは好きなもの買ってもらえるのに

あなたは100円でいいの?

って聞いたら

「駄菓子買うからいいの。」

とのこと。

それでヤル気が起きるならと承諾したものの

基礎問題のテストでは好調なのだけど

学期末の応用問題になると

なかなか100点が取れず

太郎撃沈。

「がんばったんだけどな…。」

とポツリ。

 

そこで母は感じました。

そうだよね。

100点取ろうが取るまいが

頑張った自分がいたのは事実だよね。

それに対して

満点にしか価値を置かないっていうのは

どうなのかなって。

そして100円という価値を勝手に決めるのも

いかがなものなのかなって。

 

そこでポイント制を導入☆彡

それがこれ

写真が転身してしまい見にくいかな。

 

どういったときに1ポイントがつくのかというと

・お手伝い

→ゴミ捨て、布団敷き、洗濯物畳…

やったことに重点を置くため、

洗濯物一種類(自分のものだけとか)でもOK。

1枚は必ずもらえる。

みんなの分ぜーんぶ、とか

メチャクチャきれいに畳んだ、とかだと

2枚もらえることもある。

 

・テスト(結果によらず実施枚数に比例)

→わら半紙のプリント不可。カラーテストのみ

一枚持って帰ってくる毎にシール一枚進呈

 

・できなかったことができるようになったら1枚

→初めて跳び箱跳べた!とか

 

・自主学習

→30分につき1枚

 

ポイントの大盤振る舞いですよね…

では貯まったポイントはどうなるかというと

 

☆30ポイント☆

かいけつゾロリorコナンの本をプレゼント

 

ゾロリめちゃくちゃ大好きなんですよ。

全巻集めるとか言ってるんスよ。

(70冊くらいでてるのかな)

古本だったら半額で買えるから

古本推奨してるんスけど

帯の応募マークあつめて

応募者全員サービスに送りたいみたいで…

 

だからゾロリの本が喉から手が出るくらい欲しい!

 

コナンはコミックスですね。

だんだん本から漫画へと移行のお年頃。

ゾロリ一冊1000円

・コナン一冊450円

とシール一枚あたりの値段が合わないじゃん!

という計算には至らないところが有難い。

 

一応能力と比例してるみたいだからいいのかな。

 

ちなみにインフルエンザの注射を頑張ったので

一回につき15ポイントあげました。

(小学生は2回接種なので30ポイント貯まる仕組み)

接種されるとき大号泣でしたけど

シール貼る時はニコニコでした(*⁰▿⁰*)

 

今までで2冊ゲットしてます。

(要は60ポイント達成)

本屋さんに行かなくても

ポイント貯まった瞬間に

ネットでポチッと購入して

次の日には手元に届いてるこのスピーディさも

太郎にとっては魅力なようです。

 

ネットでなんでも帰る時代。

家にいれば届く時代。。。

 

良し悪しですよね〜…

好きな人の過去に好きだった人についての話

 

昨日に続いて恋愛の話。

 

太郎は小学4年生。

ちょくちょく会話の中で

「〇〇ちゃん、〇〇くんのこと好きなんだよ。」

とか

「〇〇ちゃんの消しゴムに〇〇くんの名前が書いたあった!」

とか

恋の話に花が咲くわけです。

その度に母である私は

楽しくなって

「えー♡両想いかなー♡」

とその話に乗っかり

「ママの小学校の時の好きな人はね♡」

と、女子2人でキャッキャっしています。

そんな盛り上がっている中、

ただいまーと仕事から帰宅してきたパパ。

すかさず

「パパは小学校のときどんな子が好きだったの?」

って興味本位できいてみたら

パパ「話したくなーい。」

え?

太郎「好きな人、いなかったの?」

と、太郎。

パパ「そんな誰の得にもならない話、聞いてどうするの?」

とちょっと不機嫌。

パパ「パパが好きなのはママと太郎ちゃん♡それでいーの!」

 

・・・・。

これはもしや

・苦い思い出でもあったのか

それとも

・自分の好きな人が

自分以外の人を好きだった過去がある事が

とてつもなく嫌だから自分も話したくないのか

 

真相は不明ですが

パパのことだから

たぶん後者(*´-`)

 

嫌な話は

誰だって聞きたくないだろうから

恋の話はその日から

パパのいないときのみになりました。

 

小学生の恋模様は

日々変わるらしく

「〇〇ちゃん、好きな人変わったってー。」

とか

「〇〇くん、僕のこと好きそう。いつも太郎バイバイ!って言ってくれるもん。」

とか(笑)

キュンキュンポイントがたくさんあって

学校生活楽しそうです(^^)

 

何よりなにより♪

恋愛の邪魔はしちゃいけないよ~小4から恋愛の極意を学ぶ36歳~

 

帰宅時間の駅の改札で

別れ際を惜しむカップルをよく見かけます。

もうこの世の終わりかと思うような表情をする二人。

手をつなぎ今にも泣きそうな彼女の

頭をなでる彼氏。

 

もうさ

雑踏なんて見えてないですよね。

完全に二人の世界ですよね。

 

帰宅ラッシュの時間なので

場所を考えてほしいと思うのが本音です。

そして

「また会えるから!」

とおばちゃんは思ってしまうのです。

(自分のことはおばちゃんとは言いたくないけど)

(その二人にとったら私は年を重ねたいい年齢のお姉さまに違いない)

そしてなんなら

「今だけよ楽しいのは。若気の至りよ。」

なんて意地悪く思ってしまうのです。

 

その話を太郎に言ったら

 

「人の恋愛の邪魔はしちゃいけないよ。」

 

って。

 

えええええええええええええええ!!!!!!

 

なに!?なんなの?!

いやその通りなんだけど

その通りなんだけどさ!!

でも

待って!思ってたのと違う!!!

思ってた反応と違うよ!!!

 

結論。

太郎は私よりもよっぽど精神年齢が上で

私よりもよっぱど心の広い人間でした。

 

太郎と話していると

自分の心のゆがみが露呈されます。。。。

 

ここでふっと

本で目にした言葉が脳裏をよぎりマシタ。

 

手や足の汚れはつねに洗えども

心の垢を洗う人なし

by岡田宜法

 

今私洗われた。

太郎によって浄化された。

今度同じような光景に出くわしても

あたたかい眼差しで見る事ができそうです(笑)