普通級か特別支援級かで悩んでいる方へ〜その子にあったベストな環境を〜


就学が近づいてくると


我が子を


普通級か


特別支援級のどちらに入れるか悩んでいる


という話をよく聞きます。


そもそも、


名称自体が変だなって思うのは


私だけでしょうか。



「普通級」と「特別支援級」という名称。


フツーってなんですかね。


フツーの基準て、


人それぞれ異なると思うんですが。


同じく特別支援てなんですか。


スペシャルな支援?


なんて素敵。


私だったら受けたいなぁ。



普通級は、大人数クラス


特別支援級は、少人数クラス


という呼び名の方が


よっぽどいいと思うのです。



大勢の子どもたちを


間近で見ていて思うことは


少人数クラスの方が


力を存分に発揮できる子が多いということ。


集団の規模が大きくなればなるほど


入ってくる刺激が多くなる

刺激を処理できずストレスとなり、


①多動な行動にでる

②集中することが難しく、持っている力を発揮できない

③うまく自分を表現できず殻に閉じこもる


など、様々な状態が発生します。




集団の中だと授業についていけなかったり


集中できにくい子も


マンツーマンになると


落ち着いて取り組めるのは


その子にとっての刺激や負担が少ないからです。



合わない環境の中に置かれると、


自分の能力を発揮するまでに


いつも以上に時間を要することとなり


集団の流れから遅れる、馴染めない


と言ったことも出てくるでしょう。


自分のペースを無視してまで


集団の流れに乗る、というか、


乗せることは本当に大事なんことでしょうか。




優先すべきは


「みんなと一緒に」ではなく


「手持ちの能力を存分に活かし、気持ちよく学校生活を送る」ことだと思います。




私はまず、


その子自身の理解からしてもらいたいと思っています。


親御さんがどちらにいれたいかではなく


その子がどちらの方が負担なく過ごせるか。


理解者に恵まれること以上に


幸せなことはありませんよ。




親はどうしても


少しレベルの高いところで


能力を発揮してほしいと思いがちですが


その子の能力を最大限活かせる場所は、


自分のレベルよりも少し易しいところだったりします。


どうか世間体を気にしたり


お子さんの将来のためと思って


無理な環境を強いることなく


今一番ベストな選択肢はなにか


ということを考えて


決めていただけたら…いいなぁ。