お友達から最近悪口を言われるようで
学校から帰ってくるたびに
「今日くるくるぱーって言われた。」
「今日絵描くの下手だねって言われた。」
と小言を言うことが増えた太郎。
そーゆーこと言う人いるよね〜
うまくあしらいな〜
みたいに話していたけれど
あまりにも続くので
いよいよ誰なのか聞いてみたら
なんと仲が良かった学童仲間。
てっきり男の子だと思っていたのですが
(偏見ですね…)
女の子でした。
その子のお母さんが
短時間勤務からフルタイムに戻った為
閉所時間まで
学童にいることが多くなったことが原因？
とか
「心が寂しいのかもよ。」
とか
言ってはみたものの
「寂しくても他人を傷つける言葉を使っちゃいけない！」
とご立腹の娘。
確かにおっしゃる通り。
仲良かった子だし
優しかった子なのに
なんでだろう、と腑に落ちず
悶々とすること１ヶ月。
学童にお迎えの際に久しぶりにその子を発見。
ん？
体型がお年頃になってる？？
お胸は出てるし
顔にニキビも出始めて…
こ、これは…
第二次性徴！！！
はい、反抗期の到来ですね。
うん、納得。
もともと体格の良い方だった彼女。
発育が早いようで
太郎曰く初潮もきてるとか。
4年生なのに
6年生と引けを取らない成長具合。
うん、こりゃ反抗期だわ。
到来中だわ。
反抗期については
ちょいちょい話をしていました。
一緒にお風呂に入ってると
「ぼくもいつかお胸でてくる？」
とか
「毛が生えてきたらやだな。」
とか
「ママ、血(経血のこと)が出てるけど大丈夫？」
とか
自分と私の体の違いについて
興味を持ち始めた頃から
第二次性徴についての話を取り入れていたので
そのついでに反抗期の話も。
4年生頃から
・体が少しずつ大人になる準備を始めること
・その変化を受け入れられず、なんとも嫌な気持ちになること
・まだまだ子どものはずなのに、自分の意思に反して成長発達していく身体の変化を受け入れられず、イライラすること
・大人になる準備をするために体の中でホルモンが動くので、イライラしたり不安になったり情緒不安定になるのは全てホルモンのせいなこと
「ママもお胸が出始めた頃からじーじとお風呂に入るの嫌だったよ。」
とか
「ママもばーばのことうるさいなぁって思ってたときあったよ。」
とか
「意味もなくイライラしてばーばにひどい言葉たくさん言ってた。」
など
具体的な私の過去の経験を伝え、話しました。
こんなにも大好きなママやお友達に
自分の意思に反して
ふてぶてしい態度をとってしまうことに対し、
想像ができないようで
「反抗期ヤダ。」
と言い始めたので
・悪いのはあなた自身ではなく、ホルモンが悪いこと
・反抗期はいつか終わるから安心して欲しいこと
・そのときはばーばに対してイライラしていたけど今は大好きなこと
・太郎が反抗期になっても、心の底ではママのこと大好きって知ってること
・反抗中の太郎もひっくるめてママは大好き
ということも併せて話をしました。
これからお年頃に向かっていく太郎と仲間たち。
まだまだ学校で一悶着ありそうですが
それも大人になるための
社会に出るための
準備運動。
ひどい言葉をかけてくるお友達に
一歩下がって関わってくれるよう願うばかりです。
一つ教えといたのは
反抗期の人に
「今反抗期だね。」
とか
「イライラしてるね。」
とか言わず、放っておくこと。
これ鉄則。
触らぬ神に祟りなし(笑)
また一つ成長しようとしている太郎でした。
