現代の運動会〜多様性はこんなところにも〜


先日、小学校の運動会でした。

以前の投稿で

種目について力説したことがあるのですが

今回は本番当日について。


太郎の話だと

4年生の種目は縄跳び。

目標は

二重跳びとハヤブサを跳べるようになること

と、伺っておりました。

それぞれ力量も違うのに

一律に同じ目標を掲げるのはおかしくない?

と思っていたのですが

蓋を開けてみると

子どもたち一人一人にソロパートが与えられ

それぞれが、自分の跳べる跳び方を披露する、

というものでした。

太郎は勝手に

一番高い目標を自分で掲げ

やだなぁやだなぁと思っていたようです。


な ん て プ ラ イ ド の 高 い 子


よかったー

太郎の話を鵜呑みにして

「一律に二重跳びできるようにっておかしくないですか?!」

と文句を言わなくて。


子どもの話は半信半疑で聞くものですね。


うちの子といえば

二重跳びをする子の隣であや跳びしてました。

うん、それで良い。


特に先生たちから説明がなかったのですが

分かる人にはわかる発表方法。

でも、わからない人にはわからない。

なぜって統一性がなくバラバラなんですから。


「何やってるかよくわからないね。」


という声も聞こえてきましたが

我が子が一生懸命取り組む姿、それで十分です。


綱引きも

縄に並行に並ぶのではなく

トラックの両端にチームで分かれて待機。

笛の合図で中央に置かれた綱にダッシュ

足の速い子、遅い子、体重の重い子等々

それぞれが自分の役割を考えたり

そのチームによっていかようにも作戦が考えられ

とても面白い綱引きでした。


多様性がこんなところにも広がっているなんて

素敵です。


小学校のやり方に

納得できず

文句を垂れていましたが

現場は現場で子どもたちのことをよく考えてくれていることがわかり

信じて任せてみようと思いました。


もちろん

子どものSOSは見逃さないように気をつけながら