修学旅行中止のお知らせと未来への希望をいかに大人が伝えられるか

緊急事態宣言に伴い、さまざまな学校行事が中止の方向へと進んでいます。

もちろん、我が子の学校でも修学旅行、遠足、運動会までもが中止または延期になりました。

太郎が

「6年生かわいそう。一生に一度しかないのに修学旅行中止だって。」

と呟くので

「たしかに6年生のときに修学旅行に行けるのは一生に一度の機会かもしれない。けれど、10年後、またみんなで集まって『あの時行けなかった修学旅行しようぜ!!』っていうことが、命があればできるんだよ。年齢で言えば22歳。お金はあるしお酒は飲めるし今までよりもっと自由な環境で旅行できるよ。」

と伝えました。

「先生いないじゃん。。。」

とショボンとするもんだから

「先生だって呼べばいいじゃない!もしかしたらめっちゃおじいちゃんとかになってて腰とか曲がってて『先生大丈夫?!歩ける??』みたいになってるかもよ。乾杯もできるし、一緒にお風呂も入れる。〇〇しちゃいけないとか、何時にどこどこ行ってとか決まりはないし、みんなで自由に決められる楽しい旅行になると思うんだけどなー。未来は希望で溢れてる。できないことなんてないんだよ。」

と、伝えました。

やるかやらないかは自分次第。

その気にさえなれば可能性は無限に広がる。

30年以上生きている私には、経験から見通しを持つ力がありますが、当事者の太郎には今しかありません。

私ができることは、自分の経験を駆使して太郎に希望を与えること。

生きていればなんでもできること。

今は一番大切なのは生き延びるということ。

新型コロナウィルスによってさまざまな弊害が生まれています。

けれどそれは防ぎようもなければ避けることもできません。

であるのであれば、考え方を変えるしかありません。

ポジティブに考える力をつけるよいきっかけ。

太郎にはそういう力をつけてもらいたいです。