過去を生きる人と今を生きる若者

 

テレビを見ていたら

「今の若い子は◯◯がわからない。」

って50代くらいの人が言っていたけれど

若い子が

「おじさんとかって◯◯知らなくない?」

って言ってるの、聞いたことない。

 

年配の方にとって

一番エネルギッシュに活動できていた時代に

周りにあって当たり前だったものが

どんどんなくなって

人々の記憶にすら

無くなっていくことに

淋しさを感じているのかもしれないけれど

なんかカチンとする言い方だなと

前々から思ってました。

 

若い子は

昔のことを聞いても

へぇーとしか思わないし

逆に今の流行りのことを

年配の方にわかってもらおうとも思わない。

 

それは若い人たちが、今を生きているから。

 

けれど

知識のない人たちを前に

自分たちにとって当たり前だったことを

振りかざすのは違うと思う。

生まれる前のことなんだから

知らなくて当然。

むしろ生まれてからのことで

貴方達が知らないことだって沢山ある。

 

わからないことを

知らないことを

互いに尊重しあえる関係になれればいいのだけど。

 

と、テレビを見ながら感じるのでした。